*。゚*hands*゚。*

あれから俺が目を覚ましたのは次の日の昼



学校は停学
趣味もなければ
見たいテレビもない
メールや電話をするダチもいない



そんななか家にいるのは苦痛で仕方ない




そんなときに頭に浮かんだのがあの病院の女だった




“また来てもいいよ”



彼女のそんな言葉が頭を過ぎった




別に会いたくないのに
あんな女どうでもいいのに病院が嫌いなはずなのに




自然と動きだす体




何故か病院にむかって歩いている俺がいた




< 33 / 253 >

この作品をシェア

pagetop