*。゚*hands*゚。*

「は?意味わかんねーし!」


そう反論すると瑠璃華はお腹を抱えて笑う



「あはは、ホント意外とそこまで悪い人じゃないかもね、恭ちゃん!」




目を細くして笑う瑠璃華はまっすぐ俺を見ているけど俺は変に目を反らしてしまう



それは慣れていないドキドキが襲ったからで
自分でもどうしたらいいかさっぱり




そんなときサキはあっ!と声をあげた




「サキ、お薬だ!じゃあ、恭平兄ちゃんまたね!」




足速にその場を去るサキ
いなくなると不自然に沈黙が現れた




そんな沈黙にたえれず、俺は無理矢理口を開いた



「あ、これ、おまえのだろ?」




そうスケッチブックを見せると瑠璃華は顔を真っ赤にして目を見開いた




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