*。゚*hands*゚。*
「ばかばかばか!恭ちゃんばか!」
勝手にマイナスになったのに恭平を叩きながら俯いた
恭平は困りながらあたしを見下ろす
「でも、ホントに嬉しいな・・・。来てくれて嬉しい」
ほんとだよ
だって今までの人は来てくれなかったから
小学校のころ入院することになって最初はみんなお見舞い来てくれたんだけど
*また来るからね*
それだけ言ってみんな来なかったから
何日も何日も
ずっとずっと
待ってたのに
誰も来なかった
「はいはい、てか勝手に落ち込むなよ。どうせ暇だしまた来てやるから」
無表情でさりげなくそんなことを呟いた恭平
今度は信じていいの?
ねえ、神様、
少しだけだから
あたしも
普通の人と
関わりを持ってもいいですか?