*。゚*hands*゚。*

あたしが俯いていると恭平は沈黙に堪えられなかったのか口を開いた



「お前のさ、病気って・・・治んねえの?」




そんなこと普通に聞いてくるなんて神経を疑うけど何となく憎めない




「治るよ。ちゃんと頑張れば元気になれるよ!








・・・が、お母さんの口癖






でもね、わかるの






自分の体なんだから
自分が一番わかるにきまってるじゃない





お母さん、無理して笑うの






それでね、うそつく」







自分が一番知っている






毎年
毎日
少しずつ
少しずつ






あたしは





あたしじゃなくなっていく


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