*。゚*hands*゚。*

しばらく話していると
瑠璃華が持っているスケッチブックに目がついた




「・・・あのさ、そのスケッチブック・・・。何で手ばっか書いてあんの?」





さりげなく聞くと瑠璃華は俺の肩をガシッとつかんだ




「やっぱり!やっぱ見たのね?見てないって嘘だったんだ!」





顔を真っ赤にして俺を睨む瑠璃華をみてやっと
昨日見てないと嘘をついたことを思い出した





「あぁ、ごめん」






「最悪!嘘つき!」






「別にいいじゃん。そんなおこんなよ」






そう言って瑠璃華の頭に手をのせると瑠璃華は少し静かになって




だけど顔は赤いままだった



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