*。゚*hands*゚。*
細くて
弱々しくて
小さくて
今にも壊れてしまいそうな瑠璃華の体
優しく、傷つけないように、汚さないように
そっと抱きしめる
「うざいくらい来てやるよ。だからこんな絵ばっかかくな。
人の幸せばっか書くな
自分の不幸ばっか書くな
俺がモデルになってやるから。だからほら、自分の幸せを書いてみろよ」
瑠璃華の冷たい手をギュッと握ると
力なかった瑠璃華はそっと握り返した
そして見上げたその目には沢山の涙が溜まっていた