*。゚*hands*゚。*
さすがに寒くなってきたな・・・




そう思う今はやっと秋が終わったころ




寒さで縮こまりながらベンチにすわる





「おぅ、おまえそんな薄着で寒くねえの?」




「全然大丈夫!」





恭平は当たり前のようにベンチに座り、あたしを横目で見る




「てかもう冬だしこんなところでひなたぼっこやめろよ」




「いいの!寒いの好きだから!」





ホントは寒いの大嫌い





ただこのベンチに来るのは恭平に会うため





だってここにあたしがいなきゃ恭平は帰ってしまう気がする




病室まで来るほど素直じゃないでしょ?


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