*。゚*hands*゚。*
「嘘つくなって。震えてんじゃん」
そう言って恭平はあたしの肩をそっと抱き寄せる
「嘘じゃないもん!嘘つきは恭ちゃんでしょ?」
「は?何で?」
「だってケガ治ってる癖にリハビリって嘘にもほどがあるよ・・・。何で毎日来てくれるの?」
聞きたくなかったけど
自分の意地っ張りのせいで聞いてしまった
予想どうり困っている恭平の横顔を見ると悲しくなる
「同情だったら来なくていいからね・・・」
またいらない言葉・・・
恭平が来なくなったらまた真っ白になっちゃうのに
恭平は一回ため息をついてさっきより強くあたしを引き寄せた