*。゚*hands*゚。*
ガチャガチャ音が聞こえる
そして人の話し声がきこえる
もしかしてこれは
このパターンは
ゆっくり
恐る恐る目を開けてみると
「やっと起きた。あんたいい加減にしなさいよ」
目が覚めた途端
怒鳴ってきたのは俺の母親
そんな声に
これが現実だと気づき
死ねなかった現状が俺を潰した
「いつもいつも喧嘩ばっかしてホント馬鹿息子ね。母さんに恥をかかせないで」
俺と目もあわせようとしない母親はコートを羽織り、帰る準備をしている
「しばらくのあいだここで頭ひやしてな。」
それだけ言い放ち
きつい香水の匂いをを振り撒きながら出ていった