*。゚*hands*゚。*


「麻美さんにも同じこと言ってるの?あいつが勝手にって・・・。ねえ、恭ちゃん?あたしも、遊びなの?今までの全部嘘?」





瑠璃華の言葉に俺はずしんと潰される





違う
違う





だけど
自分の今までのいい加減さのせいで





大切な人を傷つけた





「ちげえよ・・・。」





それだけしかいえない
今までしてきたことは何も否定できない




でも瑠璃華は特別
それだけは本当





「本当に?わからないよ・・・誰が本当で、誰が嘘?誰を信じればいいの? 」





言葉を詰まらせる俺を見て瑠璃華は続けて話し出す





「・・・あの人ね、酷いこと沢山いってた。でもね、少し否定できないこと言ってたの。



恭ちゃん、ここはね、恭ちゃんの居場所じゃないよ。恭ちゃんとか麻美さんには未来はあるけど、瑠璃華にはないんだよ。



悔しいけど・・・しょうがないじゃん?実際に、何年後かに元気になって笑っている自分なんて全く想像できないんだから。」



そう精一杯振り絞るように言った後、瑠璃華はゆっくりと瞬きをする




そうすると溜まっていた涙は一気に零れ落ちた




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