*。゚*hands*゚。*
*:嘘
瑠璃華Side
「ねえ、恭ちゃん?瑠璃華と恭ちゃんって恋人なの?」
緩んでしまう口元を隠すように俯いてそんな質問を今日何度したんだろ
そのたびに恭平は「あぁ。」ってそれだけで
でも赤くなってる顔は隠しきれてない
そんな恭平がかわいくて好き
だから何度も聞いてしまう
恭平はごまかすように髪の毛をいじったり、携帯を開いたりする
そんな恭平の手に握られた携帯をパッと奪い取った
「携帯チェーック!」
そんなふうにふざけるあたしに対して恭平は何も同様を見せずに
「別にいいけど」
それだけ!
「ちょっとは同様してよ〜!」
「いや、別に見られてまずいものとかないし」
「つまんないの〜」
とかいいつつも嬉しいのか本性
恭平がいろんなことに無関心でよかったなんて思ってしまう
それよりも、こういう恋人どうしっぽい行動が何よりも嬉しい