き み が す き
あいつからの返信は結構
速かった。
それから、話しは続いた
自分でも気づかないうち
に楽しかったんだと思う
名前は、佐野 颯太
高校は、結構近い。
もちろん彼女あり
その日の颯太とのメール
は自己紹介くらいで終了
「空望〜!おっは」
「おはよう」
美樹のテンションから
昨日のことを聞きたがって
るオーラ全開だった。
「どんな人だった!?」
「…普通の人」
「でもいい人だよ?」
「優しそうだよね」
「でも、結構軽いよ」
「…好きじゃないよ」
美樹からの忠告も関係
なかった。
…好きじゃないから