18年分の想い
5月
朝、あたしはいつも通りに洋介の部屋に行き、まだ眠っている洋介を起こす。
「洋介、朝だよ!起きて~」
洋介はあたしの顔を見るなり
「起こさなくて良いよ。先に学校行けよ」
と言い、布団に潜りこんでしまった。
あたしは洋介から布団を剥がし、
「もう。じゃあ誰があたしをバイクに乗っけてくれるのよ~」と、ほっぺを膨らますと洋介は小声で
「はいはい」とめんどくさそうに学校へ行く支度をし始めた。
朝、あたしはいつも通りに洋介の部屋に行き、まだ眠っている洋介を起こす。
「洋介、朝だよ!起きて~」
洋介はあたしの顔を見るなり
「起こさなくて良いよ。先に学校行けよ」
と言い、布団に潜りこんでしまった。
あたしは洋介から布団を剥がし、
「もう。じゃあ誰があたしをバイクに乗っけてくれるのよ~」と、ほっぺを膨らますと洋介は小声で
「はいはい」とめんどくさそうに学校へ行く支度をし始めた。