18年分の想い
決断
今日も洋介はあたしを学校の近くまで送った。
家に忘れ物をした事に気づき急いでバイクで戻って行った。
そしてメールが届いた。
「今日も帰り俺の家に来いよ。」
あたしは直也と付き合ってるのに、洋介とこんな関係になって……最低だ。
あたしはけじめをつけたくて
授業中にずっと考えていた。
3限の授業中に携帯のバイブが鳴った。
洋介の弟のはじめ君からの着信だった。
困ったな…
授業中なのに…
はじめ君も授業中のはずなのに
周りがうるさいから電話に出ても先生気がつかないよね。
「もしもし…はじめ君?どうしたの?」
はじめ君の声はいつもと違って、慌てているようだった。
「愛梨さん…兄貴が……」
はじめ君の言葉にあたしはイスから立ち上がった。
驚いた先生が何か言ってるみたいだけどよくわからない。
「…具合が悪いので…帰ります。」
あたしはそう言い残し、重い足どりで教室を後にした。
玄関から出ると校門にはじめ君がバイクで迎えに来ていた。
「早く乗ってください。」
あたしはすぐにバイクの後ろに乗った。
あたし達が向かった先は
病院だった。
家に忘れ物をした事に気づき急いでバイクで戻って行った。
そしてメールが届いた。
「今日も帰り俺の家に来いよ。」
あたしは直也と付き合ってるのに、洋介とこんな関係になって……最低だ。
あたしはけじめをつけたくて
授業中にずっと考えていた。
3限の授業中に携帯のバイブが鳴った。
洋介の弟のはじめ君からの着信だった。
困ったな…
授業中なのに…
はじめ君も授業中のはずなのに
周りがうるさいから電話に出ても先生気がつかないよね。
「もしもし…はじめ君?どうしたの?」
はじめ君の声はいつもと違って、慌てているようだった。
「愛梨さん…兄貴が……」
はじめ君の言葉にあたしはイスから立ち上がった。
驚いた先生が何か言ってるみたいだけどよくわからない。
「…具合が悪いので…帰ります。」
あたしはそう言い残し、重い足どりで教室を後にした。
玄関から出ると校門にはじめ君がバイクで迎えに来ていた。
「早く乗ってください。」
あたしはすぐにバイクの後ろに乗った。
あたし達が向かった先は
病院だった。