秘密な契約と掟破りな愛

私は訳がわからないままベッドに座ったまま彼が出て行ったドアを見つめる。



暫くして彼が戻って来たと思ったら、電子体温計を渡され私は取り敢えず脇へ挟んで熱を計る。



「私、温い?」


「ああ。かなりな」


「嘘?別に何ともないわよ?」


「お前は鈍いからな」


「そんな事ないわよ〜。刺がある言い方するんだから…」



計測終了の音が鳴ると、体温計を見て私は驚いた。熱が…38度もあったから…。



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