秘密な契約と掟破りな愛

車から降りるとタバコに火をつけて、お前が部屋へ入るのを見届けてやるから安心して部屋へ入れ。



今の俺に出来る事は、これぐらいしかないからな…。



無理にでも部屋へ連れ帰る事も出来なくはないが…そこまで強制するつもりはない。



お前は車から降りると、真剣な眼差しをし、俺へと向かって歩く。



お前は俺の前に来ると、そっと背中に腕を回して抱き着く…。



俺らしくなく…一瞬何が起きたのかわからず、頭の中が…真っ白になった。



< 232 / 502 >

この作品をシェア

pagetop