秘密な契約と掟破りな愛
車から降りるとタバコに火をつけて、お前が部屋へ入るのを見届けてやるから安心して部屋へ入れ。
今の俺に出来る事は、これぐらいしかないからな…。
無理にでも部屋へ連れ帰る事も出来なくはないが…そこまで強制するつもりはない。
お前は車から降りると、真剣な眼差しをし、俺へと向かって歩く。
お前は俺の前に来ると、そっと背中に腕を回して抱き着く…。
俺らしくなく…一瞬何が起きたのかわからず、頭の中が…真っ白になった。