秘密な契約と掟破りな愛
署へ戻った後も、あん時…泣いていたお前の顔を忘れられなかった…。
お前は…俺が思っている以上に繊細な女なんだな。さっき居たのも…テレビか何かで情報を知って駆け付けて来たんだろ…。
それに…俺は……お前と違う世界に居る…。お前は人を殺るなんざ考えられないだろうが…俺は……いつその時が来ても、おかしくない。
さっきも…奴等の事を平気で撃ったしな…。撃った後も…何とも思わなかった…。
俺はそんな男なんだ…。