秘密な契約と掟破りな愛

男と契約を交わしてから四日が経ち、男と会う日を明日に控えた。まあ、悪魔でも予定は未定だから会うかわからないんだけど。



「ね〜朱里〜。この前のコンパの後、二人で帰ったでしょ。彼とはどうだったの?」


「あ〜。一度限りの関係よ」


「やっぱり…。朱里の携帯番号聞かれて大変だったんだよ。答えてないけど」


「ありがとう。助かるわ」


「彼、結構なイケメンなのにどうしてダメなの?勿体ないよ〜」



そうね。確かにイケメンだったけど……もう一度会いたくなる様なセックスじゃなかったからかな。


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