秘密な契約と掟破りな愛
…嘘……どうしてこんなの持ってるの…?間違いなく…銃よね…?
「…………嘘…」
上手く声が出せない。だって……こんなの初めてみたから…。やっぱり彼は…怖い人なの…?
その時。タイミングよく彼が上半身裸で腰にタオルを巻いたまま出て来た。
「………変な物見せたな」
私の視線に気付いた彼は、ジャケットと銃を取り銃をジャケットの中へしまった。
「………それ…本物…?」
「ああ。護身用だ」
護身用でも……どうしてこんなもの…持ってるの…?普通は持ってないわよね…?