素直な気持ちを...
慣れた日常
「おはよっ!」
「…見飽きた顔」




そう言って
あたしから逸らした深い瞳。





もう…慣れたんだ。



逸らされる瞳に。





「待ってよぉ」




でもね?
“待って”と声を掛けると
歩くスピードを緩めてくれる
彼方がスキだよ。






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