素直な気持ちを...
公園の電灯がつき、
あたしは公園を後にした。
――――――――――――
――――――――
――――
「お邪魔しましたぁ」
「また来いよ」
「うん」
「あ、駅まで送る」
「…ありがと」
そんな会話が聞こえたのは
10時過ぎだった。
てっきり帰っていたと思っていたあたしは
2人の姿をカーテンの隙間から覗いてた。
自転車を取り出した彼方の
後ろに乗った女の子は
しっかり彼方の腰に腕を回してた。
あたしの…特等席だったのにな。
あたしは公園を後にした。
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「お邪魔しましたぁ」
「また来いよ」
「うん」
「あ、駅まで送る」
「…ありがと」
そんな会話が聞こえたのは
10時過ぎだった。
てっきり帰っていたと思っていたあたしは
2人の姿をカーテンの隙間から覗いてた。
自転車を取り出した彼方の
後ろに乗った女の子は
しっかり彼方の腰に腕を回してた。
あたしの…特等席だったのにな。