素直な気持ちを...
小さな彼女?
その日の放課後は
駅へと直行した。





もちろん彼方を待つため。




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-待つこと10分-





彼方の顔が見え、
あたしは笑顔を作った。




「彼方ぁ!」




人の目も気にせず、
あたしは手を大きく振った。






でも…
あたしは手を下へと下げた。





「今日も迎えか?」
「…う、うんっ」


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