この手で紡ぐ神の欠片
私はまず2階の自室に行き、
ブレザーをクローゼットにかけ
鞄を放り投げた。
「えーっと」
私は押し入れを開けた。
確かに整頓されている。
「アルバムは、どこから出したんだ…」
とりあえず私は
ゴソゴソとあさった。
「……どこだ?」
しばらくしてから私は
「てぃやっ」
アルバムを押し入れに
強く放り投げた。
きちんと戻すのが
面倒臭くなったのだ。
「ふぅ」
ドサドサドサッ!
私が一息ついた直後に
物が落ちる音がした。