素顔の先輩と甘い休息
「翠央?どうかした?」


智依が心配そうに私の顔を覗き込む。


「何でもないよ。ちょっとした立ちくらみ。もう大丈夫だから。」


私は笑顔で答えると、暁の席に行くのをやめて、自分の席に座った。


智依には大丈夫って言ったけど……



あんまり体調…良くないかも……。



< 157 / 480 >

この作品をシェア

pagetop