素顔の先輩と甘い休息
「ね…ねぇ、暁……。ずっと見てられると、なんか恥ずかしいよ……。」


私は毛布を鼻の上までかぶって顔を半分隠そうとすると、暁がそれを止める。


「そうすると、翠央の顔が見えないじゃん…。」


か……顔!?


そんなこと…今まで言ったことないのに、どうしちゃったんだろう…?


目を泳がせる私を見ながら、暁はベッドに頬杖をついた。



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