素顔の先輩と甘い休息
「そんなこと…どうでもいいじゃないですか!早く私を降ろして下さい…!」


「そんなこと?」


先輩の低い声にビクッとなり、ジタバタさせていた足を止める。


ま…まさか…
今の言葉で怒っちゃった…わけじゃないですよね??

っていうか、怒らせるような言葉だった…?


私が黙り込んでいると、先輩は意地悪そうな笑みを浮かべながら私を見た。



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