素顔の先輩と甘い休息
「仕方ねぇから、勘弁してやるよ。」


あれ…?
なんかあっさりしてるなぁ…。


……って
私ったら、物足りなく感じてどうするの!?


あっさりが一番だよ…。


私は、ようやく地に足がついてホッと胸を撫で下ろしながら、部屋の扉に手を伸ばす。


「ここに連れてきた以上、すぐには帰さねぇからな。」


先輩は私の手を引っ張ってソファーに座らせた。



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