素顔の先輩と甘い休息

「痛っ……」


私は、教室の中に勢いよく倒れ込む。


い…今の何!?
っていうか、誰…??


膝をさすりながら、教室の扉の方を振り向くと、




「フンッ…いい気味。」


微かにそんな声が聞こえたかと思うと、バンッと大きな音をたてて、扉が閉まった。


しかも“ガチャッ”っていう妙な音も…。



< 240 / 480 >

この作品をシェア

pagetop