素顔の先輩と甘い休息

「遠慮します……!ただでさえ迷惑をかけていますし…。手当てなら自分で家に帰ってやりますから…!!」


「自分でやるより、誰かにやってもらう方が、しっかり手当て出来るじゃん。」


「でも……ひゃっ!先輩っ!!」


私が断ろうとする間もなく、先輩はスタスタと歩き始める。


前もそうだったけど、お姫様抱っこで校舎の中を歩かれるのは、めちゃくちゃ恥ずかしいんだよぉ〜!


もう生徒は、ほとんどいないだろうから、見られることはないと思うけど…



< 268 / 480 >

この作品をシェア

pagetop