素顔の先輩と甘い休息
「早くしねぇと、遅刻するぞ?」


先輩は、いきなり毛布を剥ぎとった。


えぇっ!!
そんなのアリですか!?


毛布を掴もうと伸ばした手は、いとも簡単に先輩に掴みとられてしまう。


私の隣に座った先輩は、毛布はソファーの背もたれに掛けて、私を抱きしめようと背中に空いている方の手を回す。


ちょっ…ちょっと待って…!


そのまま抱きよせられたりしたら…!!



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