素顔の先輩と甘い休息

な……なにごと??
早く…って何を!?


首を傾げていると、女の子は私に廊下に早く出るように急かす。


『る…る…留羽先輩が七瀬さんに会いたいって来てるから早く廊下に行って…!』


女の子の言葉に、教室で昼食を食べていた他の女の子たちの箸が一斉に止まる。

視線は、もちろん一気に私に注がれて……


私は、慌てて廊下に飛び出した。



< 346 / 480 >

この作品をシェア

pagetop