素顔の先輩と甘い休息

「ダメ。」


えっ?
ダ…ダメって何がでしょうか…??


困惑しながら先輩を見ると、空いている方の手で私の頬をスッと一撫でする。


そんな余計に熱を帯びるようなこと、しないで欲しいんですけどっ!!


固まる私に先輩は笑みを浮かべた。



「2,3分だけでもいいから、毎日ここに来いよ。翠央が遅くなっても俺はここで待ってるから。っていうか、遅くなったら一緒に帰ればいいじゃん。」


先輩の爆弾的な発言が、私の心に容赦なく投下される。


私……
結局、いつも通り休息の部屋に来いって言われてるんだよね…!?



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