素顔の先輩と甘い休息
「あの……私、名前教えましたっけ…?」


ビクビクしながら聞くと、

「翠央本人からは聞いてない。さっき教室に行った時に、クラスの女の子に教えてもらった。」


そう言って、ニッと笑いながら私をジーッと見つめた。


クラスの女の子ったら、簡単に教えないでよ…!


私にしてみれば、死活問題なんだから…。



「なあ…」


程なくして、男の人が口を開いた。


今度は何ですか!?



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