素顔の先輩と甘い休息

「匠、急に用事が出来たらしくてさ、今日はここに来れないみたいなんだ。だから、翠央ちゃんに帰ってもらってくれって。」


「そうなんですか……。」

あれ…?
私……ちょっと残念って思ってる…?


「“俺の方から部屋に来るように言ったのに、ごめん…。”って言ってた。明日からは、ちゃんと来るみたいだよ…。」


「分かりました…。先輩、わざわざ伝えに来て頂いて、ありがとうございます。」


急な用事って何だろう…。もしかして……



< 372 / 480 >

この作品をシェア

pagetop