素顔の先輩と甘い休息
押し潰されそうな想い
あれから数日が経った。
文化祭も明後日に迫り、みんな浮き足だっている。
私は……楽しめるような気分になれないけど…。
鍵を部屋に置いてきた日から、先輩とは会ってない…。
夏海先輩と……
付き合うことになったのかな…?
あの鍵も……
夏海先輩が前みたいに使ってるのかな…?
私……
ここ数日、そんなこと考えてばっかり。
自分から鍵を置いてきたくせに、これじゃあ未練がましいよね…。