素顔の先輩と甘い休息

「俺は、翠央が好きだ…。」


ストレートな言葉に胸が苦しくなる。


でも、その苦しさは決して辛いものではなくて……


何とも言えない嬉しい気持ちが一緒に込み上げてくる。


「私で……いいんですか…?」


「いいも何も、お前じゃなきゃダメなんだよ。」


フッと笑いながら、先輩は私の髪の毛にスッと指を通した。



< 444 / 480 >

この作品をシェア

pagetop