素顔の先輩と甘い休息
「私……、自分の気持ちに気付けなかったんです…。いつからか、先輩と一緒にいると、ドキドキしたり、顔が熱くなったり、胸がキュッと苦しくなったりし始めて…。ずっと何かの病気だって思ってました…。」
先輩は何も言うことなく、眼差しを向けるから、私は視線を下へと逸らした。
「でも、やっと気付いたんです…。これが恋の症状なんだってこと…。恥ずかしながら、お母さんに指摘されて気付きました…。」
ひゃあ〜!!
私ったら、何語ってるんだろう…!
そんな風に遠回しなことを言いたいわけじゃないのに…。
もっと簡潔に伝えたいのに…。
先輩は何も言うことなく、眼差しを向けるから、私は視線を下へと逸らした。
「でも、やっと気付いたんです…。これが恋の症状なんだってこと…。恥ずかしながら、お母さんに指摘されて気付きました…。」
ひゃあ〜!!
私ったら、何語ってるんだろう…!
そんな風に遠回しなことを言いたいわけじゃないのに…。
もっと簡潔に伝えたいのに…。