素顔の先輩と甘い休息

「愛情表現って……“好き”とか“大好き”って言うとか……そういうことですか…?」


声もカチコチに固まっていて、私…、すごくぎこちないじゃん…。



「愛情表現は言葉だけじゃねぇよ?」


先輩はフッと笑うと、触れるくらいのキスをした。


……かと思えば、またすぐに私の唇を塞いでしまった。


今度のキスは長くて、何度も啄むように口付けされる。


「………んっ…」


自然と声が漏れて、自分でもビックリしてしまっていた。



< 463 / 480 >

この作品をシェア

pagetop