素顔の先輩と甘い休息
もしかして、今日は急用が出来たから来れなくなっちゃったのかな…?


それなら、私も帰れる!


途端に心の中に明るい光が差し込む。


部屋には来たんだから、約束破ったことにはならないし…。


「それじゃあ、失礼しました…。」


誰もいない部屋に、一応挨拶をした私は出ようと後ろに振り向こうとした瞬間…

「へ!?」


後ろから突然伸びてきた手で抱きしめられて身動きがとれなくなった。


「また逃げんの?」



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