素顔の先輩と甘い休息
†Second Key†
寝起きの罠
匠先輩にあの休息の部屋に来るように言われてから、やっと1週間が経とうとしている。
「翠央〜!何、ボケ〜っとしてんのよ!せっかくの青春なんだから、恋愛しようよ!」
休み時間、相変わらず、智依はそんなことばっかり言ってくる。
「私は、そういう気分になれないし、全く余裕もないから智依だけ恋愛してて。」
“えーっ!どうしたの!?”なんて、ビックリしている智依の声も半分耳に入っていなかった。
今の私は、恋愛どころじゃない…。
恋しようって気にもなれない…。
「翠央〜!何、ボケ〜っとしてんのよ!せっかくの青春なんだから、恋愛しようよ!」
休み時間、相変わらず、智依はそんなことばっかり言ってくる。
「私は、そういう気分になれないし、全く余裕もないから智依だけ恋愛してて。」
“えーっ!どうしたの!?”なんて、ビックリしている智依の声も半分耳に入っていなかった。
今の私は、恋愛どころじゃない…。
恋しようって気にもなれない…。