素顔の先輩と甘い休息
原因はもちろん先輩。

今日だって、私の放課後は先輩の休息に使われる…。

先輩は私が部屋に行くと、楽しんでる様子だけど、私は……ビクビク、あたふたしてばかり。


心臓がもちません…。




「なぁーんか、翠央の周り、空気がジメジメしてねぇ?」


「暁(アキ)…。私に何か用?」


私は、机に伏せようとしていた顔を上げた。



< 64 / 480 >

この作品をシェア

pagetop