素顔の先輩と甘い休息
「まあ、翠央は恋愛に無関心だもんな。まだまだ気になる男なんて、出来るわけないか。」


……そんなことない。


って言えたらいいけど、暁の言う通りだから、言い返すことも出来ない。


私……


このままだと、恋愛なんて当分出来ないかも…。


抱えている秘密をバラさないように、神経つかうのに今は必死なんだもん…。



はぁ……


心の中で大きく溜め息をついた。



< 67 / 480 >

この作品をシェア

pagetop