唄い前夜《詩集》
月夜

明日などなくていいのだと
そう言って今日も眠りにつく
あなたの頬を撫でるとき
私はひとり
涙を零す

溢れたのは哀しさなのか
愛しさ なのか

月が隠れる夜
闇ばかりの世界の中心

ただひとつ
ここに

守りたいものがある




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