紅い月
第三幕
あれから数日が経った。
私は一人自室で本を読んでいる。
すると、
「たっ大変ですっ!!」
隣の土方の部屋が何やら騒がしい。
耳をそばだて内容を聞き取る。
「何っ?!芹沢が大和屋を焼き討ちっ!?」
芹沢 鴨・・・壬生浪士組で横暴で有名な局長筆頭。大坂でも力士と乱闘事件を起こした男。
私は立ち上がると副長室に向かう。
「土方副長。」
「ん?あぁ、山内かどうした?」
「大和屋に行って様子を見てきます。」
「あぁ、分かった。俺も後から行くと向こうにいる総司に伝えてくれ。」
「はい。」
私は一人自室で本を読んでいる。
すると、
「たっ大変ですっ!!」
隣の土方の部屋が何やら騒がしい。
耳をそばだて内容を聞き取る。
「何っ?!芹沢が大和屋を焼き討ちっ!?」
芹沢 鴨・・・壬生浪士組で横暴で有名な局長筆頭。大坂でも力士と乱闘事件を起こした男。
私は立ち上がると副長室に向かう。
「土方副長。」
「ん?あぁ、山内かどうした?」
「大和屋に行って様子を見てきます。」
「あぁ、分かった。俺も後から行くと向こうにいる総司に伝えてくれ。」
「はい。」