紅い月
山崎目線
『ありがとう。』
そう言って初めて笑った凛。
その笑顔に不覚にも心臓がトクンと音を立てた。
何なんや?
この気持ち・・・
初めて会った時から比べると凛はよく感情を出すようになった。
だけどそれはぱっと見だけでは分からない。
きっと同室と言うこともあるし、俺は監察方やからそう言うことも他人よりは分かる。
だけどそれだけではないと最近思う。
気が付けばアイツを目で追っている自分がいる。
どこにいてもアイツだけは見つけ出す事ができる。
初めてアイツに会った時、昔の俺に似ていると思い、放っておけなかった。
本当にそれだけなのか・・・?
あぁ、駄目や。こう言うこと考えるんは苦手なんや・・・。
ガシガシと頭を掻く。
そう言って初めて笑った凛。
その笑顔に不覚にも心臓がトクンと音を立てた。
何なんや?
この気持ち・・・
初めて会った時から比べると凛はよく感情を出すようになった。
だけどそれはぱっと見だけでは分からない。
きっと同室と言うこともあるし、俺は監察方やからそう言うことも他人よりは分かる。
だけどそれだけではないと最近思う。
気が付けばアイツを目で追っている自分がいる。
どこにいてもアイツだけは見つけ出す事ができる。
初めてアイツに会った時、昔の俺に似ていると思い、放っておけなかった。
本当にそれだけなのか・・・?
あぁ、駄目や。こう言うこと考えるんは苦手なんや・・・。
ガシガシと頭を掻く。