紅い月
冬
「局長・・・」
「凛くん・・・何度も言うが冬場は絶対に駄目だ。」
近藤のその言葉を冬に入ってから一体何度聞いただろう・・・。
そんな事を思いながら仕方なく布団に潜った。
秋は体調のいい日は見廻りなどの隊務をさせてくれた近藤だったが冬場は全然行かせてくれない。
「隊長、」
すると閉まっていた襖がすっと開き松原が顔を出した。
「どうした?」
「いえ、ただ何となく何ですが・・・あっお団子持って来たんです。よろしかったら・・・」
松原はそう言いながら凛の布団の横に腰を下ろす。
「ありがとう。」
凛は松原の事をまるで弟のように可愛がっている。
はたから見てもその様子が分かる
「凛くん・・・何度も言うが冬場は絶対に駄目だ。」
近藤のその言葉を冬に入ってから一体何度聞いただろう・・・。
そんな事を思いながら仕方なく布団に潜った。
秋は体調のいい日は見廻りなどの隊務をさせてくれた近藤だったが冬場は全然行かせてくれない。
「隊長、」
すると閉まっていた襖がすっと開き松原が顔を出した。
「どうした?」
「いえ、ただ何となく何ですが・・・あっお団子持って来たんです。よろしかったら・・・」
松原はそう言いながら凛の布団の横に腰を下ろす。
「ありがとう。」
凛は松原の事をまるで弟のように可愛がっている。
はたから見てもその様子が分かる