すーいつ的レンアイ



「おはよー」


教室に着くなり、あたしの目の前に現れたのは親友のユミ。



中学校からの付き合いで、かなりの仲だったりする。



ふわりとした女の子らしい香りがあたしの鼻を擽る。


高く結わいたおだんごはとてもユミらしくて、可愛い。


人より少し大きい目はより、女の子らしさを引き立てる。


思わずぎゅっとしたくなる衝動を抑えて、あたしはユミと席に向かった。






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