恋想戯曲 ♥ Le rêve du papillon
サイトで公開していれば“読ページ数”が少しずつ増えていくから、どこかの誰かが読んでくれてるんだってことくらいは分かる。

でも実際この目で読者を目の当たりにするうれしさは段違いだし、そーいうヒトからナマの声で感想を聞かせてもらうと励みにもなる。

「今度のは男子目線で書いてんのな?」

「そっ♪ ヤンキーになりきって書いてるよ……いや、書いてんだぞっ、オゥ、コラ!」

すごみをきかせた声で言うと、先生にメンチを切るあたし。

「おいおい……。先生、さっきお嬢さまらしからぬ“はしたない言動”はよせって言ったばかりだろうがぁ」

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