恋想戯曲 ♥ Le rêve du papillon
だけど、不意に聞こえた店員さんのひとことが胸の高鳴りをスローダウンさせる。
「たしかに南雲好みの女のコだなぁ、いい足してる」
「“いい足”って……制服マニアかと思ったら、ホントは“足フェチ”?!」
慌ててミニスカートの裾を下に引っ張って、足を隠そうとするけど、もちろん隠せるはずなんてない。でも気はココロでやめない。
「ある意味そーかもな♪ 実際サキちゃん、いい足してるし♪ ムチムチと肉付きのいい太い足は、ヤワな男なんざ太刀打ちできねぇパワーを生み出し、どこまでもどこまでも走り続けることうけあいだぜ♪ どーだ、サキちゃん、これからオレと日本全国津々浦々のロードレースに出場してみねぇか?」
「たしかに南雲好みの女のコだなぁ、いい足してる」
「“いい足”って……制服マニアかと思ったら、ホントは“足フェチ”?!」
慌ててミニスカートの裾を下に引っ張って、足を隠そうとするけど、もちろん隠せるはずなんてない。でも気はココロでやめない。
「ある意味そーかもな♪ 実際サキちゃん、いい足してるし♪ ムチムチと肉付きのいい太い足は、ヤワな男なんざ太刀打ちできねぇパワーを生み出し、どこまでもどこまでも走り続けることうけあいだぜ♪ どーだ、サキちゃん、これからオレと日本全国津々浦々のロードレースに出場してみねぇか?」