恋想戯曲 ♥ Le rêve du papillon
だけど、フラれたなんてアンハッピーなエンディングはあたし自身書きたくないし、読者だって読みたくないはず。

だとすればやることはひとつ。ハニー先生と結ばれるハッピーエンドを書き足すまでだ。

事実と異なる展開にした時点で、もう“実話系小説”として成立しなくなってしまうのはもちろん分かる。

とはいえ、事実と異なるかどうかなんて誰にも確かめる術(すべ)はないんだ。先生とラブラブになったことにしちゃえばいい。

すぐさまロクに展開を考えもしないで、思いつくまま一晩でイッキに書き上げ“完結ボタン”をポチッとするあたし。

絵に描いたようなハッピーエンド♪
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